【ゲーム紹介】新作発表！？SRPG『ファントム・ブレイブ』を語る

めりぽん

　こんにちは、めりぽんです。
　Nintendo Directで発表された『ファントム・ブレイブ』について語っていきます！

ファントム・ブレイブ、完全新作発表！

　先日の[Nintendo Direct 2024.6.18]で「ファントム・ブレイブ幽霊船団と消えた英雄」が発表されました。

　移植じゃなくてリメイク！？と思ったら完全新作！？え！？！？！！？って驚きました。

　イラストも原田たけひとさん続投で、ありがたい限りです。ナンバリングせずに、初めての人でも遊べるタイトルとなっています。

20年…ああ20年…
ということで初めての人でも大丈夫な感じに
ナンバーついてない感じになっております。
— 原田たけひと (@HARATAKE) June 18, 2024

ファントム・ブレイブとは

Switch移植版のPVです

SRPG、ドット絵、やりこみ要素、物語性
シングルプレイヤー
対応ハード・プラットフォーム：PS2、Wii、PSP、Steam、Switch
≪やりたい放題≫シミュレーションRPGとして自由度の高い戦闘
あらすじ：霊魂を操る力を持つが故に悪霊憑きと疎まれてしまう少女「マローネ」と、既に命を落とし霊魂となった青年「アッシュ」が、様々な依頼をこなしていく。迫害する人や敵対する人、寄り添う人などと交流を深めていく、出会いと友情の冒険譚。

　PS2版の発売が2004年のため、今年2024年で20周年！
　日本一ソフトウェアのSRPGとして、「魔界戦記ディスガイア」のあとに発売されたタイトル。

　システムとしてはマス目のないマップタイプのシミュレーションRPGです。
　ファントム・ブレイブの最大の特徴として「憑依（コンファイン）」があり、マローネ以外の戦闘ユニットはすべて霊魂のため、フィールド上に存在する「アイテム」に憑依させることで時限付きの戦闘が可能になります。

　現行機ではSteamとNintendo Switchのダウンロード版の2種類で遊べます！

ストーリー・キャラクター

出典：Steamストアページ

　様々な人種が住む島が点在する世界『イヴォワール』で、マローネは請負人（クローム）として人から依頼を受けてこなす仕事をしています。
　かつてはマローネの両親であるヘイズとジャスミンが請負人の仕事をしましたが、アッシュと共に向かった仕事で三人共に命を落としてしまいます。その際にマローネの父ヘイズが「奇跡の力シャルトルーズ」を使いアッシュを現世に霊魂として残しました。
　霊魂となったアッシュが親の代わりのように、兄貴分のようにマローネの請負人としての仕事を補佐しますが、仕事先では迫害されたり、報酬を支払ってもらえなかったり、気味悪がられたり、仕事を横取りされたり……と「悪霊憑きマローネ」の仕事模様は前途多難。
　それでも健気で前向きなマローネは、傷つきながらも「人助け」ができたからと人を恨むことなく仕事へ向かいます――。

　物語性のあるゲームですが、会話もテンポがよくその分魅せたいシーンはしっかり描いており、ゲーム性を損なわない物語展開です。
　童話の絵本のような世界で、しかし人間のリアルさによるシリアスな展開も多いですが、伏線の回収もうまくストーリー展開はぜひ最後まで遊んでみてほしい作品です。

　またドット絵の動きもよく、マローネをはじめキャラクターたちの表情もころころ変わりとても愛らしいです。

めりぽん

　ちなみに、マローネ（CV：水橋かおり）はディスガイア主人公のラハールと同じ声優さん。
　ラハールの後に聞くと演技の違いに驚きを隠せません！

ゲームシステム

出典：Steamストアページ

　マップ上のアイテムに「憑依（コンファイン）」を駆使して戦うことは前述してありますが、憑依するものによってキャラのステータスの補正がかかります。例えば、「花」に憑依するとATKやDEFが低くなるや、「岩」や「水晶」に憑依させるとDEFが高くなる……など、アイテムの特性を活用します。
　また、憑依は時限付きでターン経過をするとアイテムに戻ってしまいますが、1マップにつきキャラクター毎に1回しか呼び出せないため、どの盤面でどのキャラを憑依させるかも考える必要があり、戦略RPGとして面白いです！

出典：Steamストアページ

　マローネの住む「おばけ島」と呼ばれる小島では、キャラメイクした仲間ユニットを滞在させる他、装備アイテムを並べたり好きにレイアウトができます。ヒトデが並んでる島にしてもよし、ホネが並んでる島にしてもよし。
　仲間ユニットと話しかけて仲良くなるもよし、≪やりたい放題≫を銘打っているので仲間を踏んづけて攻撃してもよし。
　おばけ島では結構「え！？そんなことしていいの！？」みたいな自由度があります。

　また、「ダンジョン師」と呼ばれる仲間ユニットがいると、「ランダムダンジョン」を遊べます。
　これがすっごい沼。2004年当時ランダム生成されるダンジョンを繰り返し遊べること自体がまだ物珍しさがあった（ディスガイアのアイテム界も沼りました）のですが、そうでなくてもランダムダンジョンから持ち帰ることができるアイテム、称号がたくさんあり繰り返し遊んでダンジョンを育てること自体が大変面白いです。ダンジョン師のレベル上げて良いダンジョン生成して潜って……でめちゃくちゃ遊べます。