こんにちは、めりぽんです。本日はツインスティックシューター『救国のスネジンカ』をご紹介していきます!
『溶鉄のマルフーシャ』の続編だから楽しみだね。
前作から正統進化していて、やりごたえがありますよ!
2024年8月27日に発売された『救国のスネジンカ』をご紹介していきます。
『救国のスネジンカ:Sentinel Girls2/Snezhinka』とは
- ハイテンポシューティング、ツインスティックシューター、タワーディフェンス、アクション、物語性
- シングルプレイヤー
- 対応ハード・プラットフォーム:Steam
- あらすじ:戦争が続くディストピア世界で、国の英雄と祭り上げられる姉「マルフーシャ」の妹、主人公「スネジンカ」。ある日突然姉と連絡が取れなくなってしまい、スネジンカは”未経験者歓迎”な民間軍事企業に有期契約社員として入社。様々な防衛業務に従事し、はたしてスネジンカは姉を救うことができるのだろうか。
『溶鉄のマルフーシャ:Sentinel Girls』の続編にあたる『救国のスネジンカ:Sentinel Girls2』。本作も、ディストピア&美少女&銃火器&ブラック企業ジョークの要素が盛りだくさんです。
ストーリーとしては『救国のスネジンカ』のみでも分かるものの、前作の要素や姉「マルフーシャ」の背景などを理解するためには前作のプレイも推奨です。また、基本的なゲーム内容は同じですが、ゲームの遊びやすさが『救国のスネジンカ』で正統進化しているため、あとから『溶鉄のマルフーシャ』を遊ぶとやや不便さを感じるかもしれません。
公式サイト:救国のスネジンカ:Sentinel Girls2
個人開発のインディーゲームで、本作は二作目となります。ドット絵の作りこみも素晴らしく、今回も女の子たちのアニメーションがとてもかわいいですよ!
前作はSteamで発売されたのち、後発でNintendo Switch、PS4&5、XboxOneへ発売されているため『救国のスネジンカ』も反響次第では同様に移植されるかもしれません。
魅力的なキャラクターたちとストーリー
出典:Steamストアページ
国民に等級が設けられ格差社会の激しい国家「ガゾルミア」で、パン屋の店員であった義理の姉妹「マルフーシャ」と「スネジンカ」。敵国との戦争が激しくなっていくなか、兵隊不足の徴兵により姉マルフーシャは精鋭部隊「溶鉄」で活躍してく。いつしか国の英雄に祭り上げられプロパガンダとして利用されるマルフーシャだったが、近頃妹のスネジンカは彼女と音信不通となっていた。
マルフーシャを戦場から連れ戻すため、スネジンカは民間軍事企業「ブルーピーコック」へ入社する。有期契約社員として成果をあげ、無事にスネジンカは国を、マルフーシャを救うことができるのだろうか――。
ストーリーモードではスネジンカの物語を追っていきます。ストーリーはかなり人を選び好みが分かれるのですが、前作の雰囲気はそのまま「救いのないディストピア世界を生き抜く少女たちの物語」が描かれています。
少しショッキングな展開もあるので、苦手なものがある方は一度レビューなどを確認するのをおすすめします。
前作から進化している部分としては、サポートの仲間ユニットとの会話が増えています。スネジンカの仲間となる、一癖も二癖もある7名のキャラクターがストーリーが進むにつれ深掘りがされています。マルチエンディングは今作もあり、コレクション機能で道中会話も回想で見ることができるのはありがたいです。
今作は一度パートナーとして仲間にしたら、最後まで一緒に同じキャラでストーリーを追いたいなと思うようになりました。(逆に上級兵を序盤引けるか勝負なところも)(ストーリー自体は回想シーンの解放もできるため、寮内のやりとりを見るのでなければガチガチにこだわる必要はないです)
また、DLCであるアートブックやサウンドトラックで、よりゲーム体験が濃厚になるのでおすすめです。
前作から正統進化で遊びやすく
出典:Steamストアページ
前作『溶鉄のマルフーシャ』同様一軸ツインスティックシューターで、敵の球を避けるシューティングではなく防衛対象を守るタワーディフェンス的な側面があります。ストーリーモードは操作も簡単でツインスティックシューター初心者さんでも手軽に遊べる難易度です。ストーリーをクリアーすると、より激しい攻防戦で遊びたい人向けの難易度の追加や、オンラインランキングに対応したチャレンジモードが解放されていきます。
一日のおわり(Waveのおわり)毎に給与が支給され、少ないお金をやりくりしながらランダム三択の強化カードを購入し先へ進んでいきます。日を追うごとに給与が増えていきますが「税金」がどんどん重税されていき、何故か手取りは……?
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これは増税ではありません。
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出典:Steamストアページ
ブラック企業ジョークも、前作は「国軍」でしたが今回は「下請け民間企業」と言う立場で、給料に対してまた一風変わった重税がされていきます。
本作初の課税の風刺、作者本人の代弁もあるのでは……?と思ったりしました。
前作から以下の変更点などがあり、各段に遊びやすくなっています。
- 大きな分岐が発生し、分岐によってプレイするステージ内容に差異があるためメリハリがありボリュームアップ。
- パラメーターの数値について一定数値以上は成長がゆるやかになる変更が入り、上限が撤廃された。
- 武器種に変更はないがそれぞれパターンが異なる新武器が追加され、武器の選択肢の幅が広がった。また、武器耐久力が低くなると必ず一枠武器のカードが並ぶようになり、「武器を買うことが出来なかった」が発生しなくなった。(ただし武器の種類が増えたため目的の武器が入手しづらくなっている側面もある)(10回以上引き直しても上級武器が出てこないこともあった)
- 使い切りガジェット以外に、一定時間で何度でも使用できる「青色ガジェット」が追加され、強力なものも多くお助けアイテムとして優秀。また、「青色ガジェットのクールタイム」のパラメーターを伸ばすことで更に頼もしいウェポンとなる。
- 仲間カードが安くなり、あわせて仲間レベルアップカードも安くなったので特に上級兵を使用している時にありがたい。
- 寮でパラメーターが常に確認できるようになった、武器の試し打ちができる「射撃場」が追加されたなど、痒いところに手が届く追加要素が多い。
ちなみに寮のシャワーシーンも進化していますよ!マルフーシャもよくシャワーしてもらいましたが、スネジンカにもたくさんシャワーを浴びてもらいました。楽しくアットホームな職場の寮では犬も飼えます!なんかキラキラな犬飼ったらすごかったです。
あと個人的には前作同様実績がゲーム内容に沿ったもの以外にも遊び心のあるものがいくつかあり、実績「初めてのスネジンカ」がとても好きです。
おわりに
前作から更に遊びやすく、ファンへのサービスも旺盛な『救国のスネジンカ』。
発売記念で前作のセールも併せてきているため、雰囲気が気になった初めての方も両作合わせてぜひ遊んでみてください。
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