こんにちは、めりぽんです。
『The Alters』のゲーム体験版を遊んだ感想を語っていきます!
The Altersとは
- サバイバル、アクションアドベンチャー、探検、SF
- シングルプレイヤー
- 一般市民として戦争を生きる『This War of Mine』開発の11 bit studiosが作る、新たな『他者と協力する生存』の物語
- 不時着した不思議な星で、辿り着いた「移動基地」に乗った普通の鉱夫ヤン・ドルスキー。DNAを元に作る「クローン」で、人生の分岐点から別の道を歩んだ自分と共に、迫り来る太陽の脅威から逃れながら生き延びる術を探す。
11 bit studiosの最新作!2024年にこの新規IP「The Alters」と「Frostpunk2」が出る予定です!
ここのスタジオはパブリッシャーとしても非常に魅力的なゲームを出していて、私の好きな「Moonlighter」「Children of Morta」、最近だと「INDIKA」が話題になっていますね。
The Altersの体験版は英語と中国語しかなくやや分かりづらかったのですが、ゲームプレイ感想を綴っていきます。
言葉のニュアンスや感情の機微が重要になってくるゲームなので、製品版は日本語対応予定なので楽しみです!
プレイ感想
体験版分のゲームプレイのネタバレを含みます。
ゲームは主人公のヤン・ドルスキーが太陽に近いこの不思議な星に不時着をするところからスタートします。他にも不時着したような宇宙船の残骸を発見しますが、生存者は見つかりません。
出典:Steamストアページ
このゲームの最大の敵は「環境」であり、太陽が近くの星のせいで放射線が強かったり、生き残るための食糧を集めたりする必要があります。
ちなみに、ヤンは普通の鉱夫として働いていましたが、背中に背負ってる鞄には「放射線レベル」と「電源系探索アイテムの使用量」と「地層マップ」が映されています。鉱夫ならではの装備ですね。
出典:Steamストアページ
しばらく進むと宇宙船(?)のようなものに辿り着きます。集落?絶対怪しい!って思ったけど、放射線レベルが上がって危ない状態になってしまいエレベーターへ。
ヤンは「移動基地」の中に入り、探索をすると「COMMUNICATION ROOM」の電話に着信があることに気づきます。通信機器が壊れていて、相手(船の持ち主?かどうかすら分からない)との会話もままならない状態ですが、この先を生き延びるために基地の改築が必要であるということで資源を集めに出かけます。
ちなみに私は最初は船の中で迷子になってしまいました!
チュートリアル進めば船から出られるのか…?って思ったら全然出られずに途方に暮れてたら深夜だからでした。
どうやら夜の間は探索が危険だから「AIR LOCK」から外に出して貰えないと言うことだった。ちゃんと文章は読もう。
基地の外を探索していると、なんだか幻想的な場所を見つけます。
どうやら『ラピテディウム』という貴重な資源のようです。
持ち帰ると、先ほどの電話の主から「THE WOMB」(直訳すると子宮)の施設を作ってラピディウムを使えと言われます。
これは……ついに……未知の技術でクローンが産まれる……!?!?!?!!?
あれ……???
羊じゃん!!!!!!!!!
という訳で羊のモリーが爆誕です。基地で羊撫でまわしてを可愛がるゲームになりました。
どうやら送られてきたDNA情報は羊のものだったようで、つまり、他のDNA情報を使えば……?
僕のクローン!!!!!!
ですがこのクローン、ヤン・ドルスキーのDNAを元にしているのですが、鉱夫のヤンが歩んできた人生の中で別の選択をしたいわゆるパラレル世界のヤン・ドルスキーなのです。
初めてのクローンは「電気技術者となったヤン・ドルスキー」です。
鉱夫のヤンが親元を離れ大学に進学したのに対し、電気技術者のヤンは親元に残り母を支えた生活を送ってきました。
なるほどな。This War of Mineだ。
この画面を見て、ALTERSと呼ばれるクローンたちのお世話とご機嫌を取るんですね!と瞬時に理解。
基地の中でALTERSと会話をする中で、受け答えの選択肢が出てきますが、「良い感情」を抱かせるか「悪い感情」を抱かせるかは主人公のヤンの受け答え次第。
とはいえ、「電気技術者となったヤン・ドルスキー」は最初こちらに嫌悪感や懐疑的な感情を抱きます。
そりゃそうだよね、自分と同じ顔、自分と同じ名前の男がいきなり目の前に現れて、太陽放射に冒されてしまうから力を合わせて窮地を脱出しよう!って言われても「え?この人何言ってんのこわ……」ですよね。
しかし同じDNA、同じルーツを元にしたクローン。育った環境や性格など違えど、全くの赤の他人よりは理解できるはず。
彼とは母の味であるピエロギを食べて、少し和解することに成功します。
最初の画面に比べ、画面右下の感情サークルの不安の文字が少し小さくなり、楽しい感情やモチベーションが芽生えました。
彼にも一緒にピエロギを食べて語らった時間は楽しく思ってもらえたようで、力を合わせて生きていくためにもっと「クローン」の人手が必要だと言います。
体験版はここまでになりますが、自分の行動だけでなく、会話も合わせて基地のクローンたちとコミュニケーションを取りながら、「人生」を考えていくゲームになるのではと期待できるゲームプレイでした。
おわりに
The Alters、迷子も含めて2時間越えのボリュームで体験版を遊ぶことができました。
35歳のおっさんがおっさんを作っておっさんとの共同生活を頑張るゲーム!!!です!!!
特に日本語訳がされたらALTERそれぞれの人生、感情の機微などもっと理解できるのかな!と思うと今から発売が楽しみです。
気になる方はぜひSteamでチェックしてみてください。
*応援・クリックいつもありがとうございます*